プリウスα NSCP-W64 DIY バックカメラ取付
2019/06/24
バックカメラなど用意したもの
父のプリウスα(マイチェン後のDAA-ZVW40W)にDIYでバックカメラを取り付けました。
ナビはトヨタ純正NSCP-W64(パイオニア)です。
【用意したもの】
■バックカメラ
1,890円
アマゾンの格安バックカメラ。我が家のスペーシアにも取り付けて
今も調子のいいバックカメラです。
■NSCP-W64用 バックカメラ映像入力アダプタ
600円
これもアマゾンで調達
■10㎜ソケット、レンチ
ナビのボルトとリアガーニッシュを留めてるナットを外すため
■細めの針金
やりにくい配線場所を針金で導くため
手順
①インパネ外し、ナビ裏配線
②バックドアインパネ外し
③カメラ電源接続と配線
④カメラ固定と配線
素人で半日~1日ぐらいの作業かと思います。
私は数日に分けて行いました。(実家に用事があるときに)
カメラの固定方法、後から見た時のカメラの出っ張りに、
こだわっちゃうと時間かかると思います。
プリウスαのインパネ外し、ナビ裏配線
ナビ裏までのアクセスは個人的には簡単でした。
①プリウスαの上部のグローブボックスの取り外し
- 下部グローブボックスの蓋を開けておきます。
上部グローブボックスを外すためです。 - 上部グローブボックスの蓋を開け、左右をもって、
手前にゆっくり、且つ、少し力を入れて引っ張ると外れます。
上部グローブボックスは全周で6個ぐらいのツメで留まってるだけです。
②プリウスαのインパネ外し、ナビへアクセス
- 外したグローブボックス上部側からインパネに指をひっかける
- インパネの左側のツメから外す感じ。
インパネの左、中央、右へとツメを外していき、インパネが取れます。 - インパネ裏にプッシュスタートボタンなどのカプラが3つほどが付いてます。
そのままでもナビにアクセスできます。
カプラーを抜いて、完全にインパネ除去したほうが、ナビ外しの作業性は良いです。
注意:カプラー外すならバッテリのマイナス端子を外しておくのが無難です。
③ナビ裏配線
- 4つのボルトを外し、ナビを引っ張り出します。
- ナビ裏にバックカメラ用の4ピンカプラ(オス)がぶら下がってるので、
探して、ナビ裏の4ピンカプラ(メス)に差し込みます。
(バックカメラ用のカプラ(配線)はバックドアまで行ってるのでこの作業で車内配線が省略できます)
ちなみに、NSCP-W64の場合、
車体側のカプラの赤線が映像プラス線、黒線が映像マイナス線みたいです。
以上、ナビ側の接続は完了、逆の手順で戻します。
プリウスαのバックドアのインパネ外し
下記手順のように上部インパネ、左右インパネ、下部インパネの順で
外していきます。
例のクリップで留まってます。外れた勢いでクリップを無くさないように。
①上部インパネに指を引っかけて、引っ張って外す
②左右インパネに指を引っかけて引っ張って外す。
③下部インパネに指を引っかけて引っ張って外す。
一気に全体を外そうとせず、左右からクリップを外していく感じに攻めてくと良いです。
プリウスαのカメラ配線
①バックカメラの電源プラス接続と配線
- わたしはバックランプのプラスに割り込ませ、
電源をとりました。 - 電源配線は、ドアモールを引っ張って外して、内部に隠し、
バックドアの上部までもっていきました。 - バックドア上部のゴム製のジャバラ内に電源配線を通す。
細いほうのジャバラは引張ればとれます。
太いほうのジャバラは車体側のほうにはツメがありますので、
ゴムをめくってツメを確認しながら引っ張れば取れます。
私は太いほうのジャバラに通しました。
先に細い針金をジャバラ内に通しておき、ジャバラを貫通した
その針金を利用して電源プラス線をジャバラ内に通すことに成功しました。
②バックカメラの電源マイナス接続
バックドアのインパネを外したら、ボディアースの箇所があるので、
ボルトを緩めてそこに割り込ませました。
③バックカメラの映像プラス、マイナス接続
バックドアにもナビと同じ4ピンカプラー(メス)があります。
ここに、アマゾンで購入した4ピンコネクタ(オス)を差し込み、
カメラの映像端子(黄色)を接続。
これで、
車内配線が省略されるため、
5mほどの車内線は上手にまとめてバックドア内部へ収納しましょう(;^_^A
ちなみに、
バックドア側にある4ピンカプラー(メス)の赤線は映像プラス、
黒線は映像マイナス、白線はもしかしたらバック電源プラスかもしれません。
カメラプラス電源はバックランプからでなくても、
4ピンカプラーの白線から取れたのかもしれませんが、
確認はしていませんので確かではありません。
プリウスαのバックカメラ固定
私は純正カメラの位置(黒色のプラスチックの蓋がしてあるところ)に、
カメラを固定しました。
①リアガーニッシュを取り外す
- ナンバー灯、バックドアボタンのカプラを外す。
- ガーニッシュを留めてる4個のネジを外す。
- 外側からガーニッシュを手で引っ張って外す。
左右どちらかから攻めると外しやすいです。
例のクリップで留まってます。外れた勢いでクリップを無くさないように。 - 純正バックカメラの位置(黒いプラスチックの蓋の部分)に、カメラを固定。
単純にプラスチックの蓋にカメラを固定するのではなく、
黒いプラスチックの蓋を削ったり、できる限りカメラは深い位置(飛び出しが少なくなる位置)
になるように、試行錯誤と仮付けを繰返したため、ここにかなり時間がかかりました。
②カメラ配線
私は車体(バックドア)に穴を空けない方法を考え、実施しました。
- リアガーニッシュを留めてるクリップの1つの中心に穴を空ける。
- クリップに空けた穴にカメラ配線を通す。
- バックドアのクリップ穴に配線を通すことで、車内へ持っていくことに成功しました(^^)/
以上、
その後はガーニッシュ固定、ナンバー灯・バックドアボタンのカプラー差し込み、
バックドアのインパネを戻し作業完了!
カメラの飛び出しは、かなり少なく、純正に近い形にできたかな?と思います。
参考になればと思います。